メルハバ、旅するねずみです

トルコの首都アンカラを訪れるなら、絶対に外せないのが「アタテュルク廟(アニトカビル)」です。

アタテュルク廟は、トルコ共和国の建国の父であるムスタファ・ケマル・アタテュルクのために建てられた壮大な記念墓地です。無料で楽しめるのでアンカラに来たらぜひ訪れてほしい場所。

アタテュルク廟とは?

アタテュルク廟は、1953年に完成したトルコ建国の父、ムスタファ・ケマル・アタテュルクの霊廟です。アタテュルクはオスマン帝国の崩壊後、トルコ共和国を建国し、国を近代化するためのさまざまな改革を推進しました。彼の死後、彼の功績を称え、国民が彼を追悼するためにこの廟が建設されました。

この場所は、トルコ国民にとってアタテュルクの偉業を再確認し、感謝の念を捧げる重要な聖地です。
訪れると、その荘厳さに圧倒されるとともに、トルコの近代史に触れる貴重な機会となります。

アクセス方法

アンカラ市内からアタテュルク廟までは、公共交通機関やタクシーで簡単にアクセスできます。わたしは電車で向かいました。

入り口はいくつかあります。Googleマップで示されたところは一般人は立ち入り禁止で遠回りました。
エントランスは少し注意です。

エントランスで荷物検査があります。

大きな荷物は持ち込み禁止で、守衛さんが無料で預かってくれます。
私の重たいリュックもこちらに預けました。

預けると紙を受け取ります。預けると同じ入り口から帰らなければならないのでそれも注意!

アタテュルク廟の見どころ

1. ライオンの道(Aslanlı Yol)

アタテュルク廟に向かう際、最初に通るのが「ライオンの道」です。両側に整然と並ぶ24体のライオン像は、トルコの力と威厳を象徴しています。道は約262メートルほど。

2. 記念広場

「ライオンの道」を抜けると、大きな記念広場が広がります。この広場は非常に広々としていて、訪問者はここでアタテュルク廟の全景を眺めることができます。広場は石畳で美しく整備されています。

広場では、多くの家族連れや友人同士で記念写真を撮っていました。
ここでは衛兵の交代や兵士の行進をみることもできました。兵士が歩くとみんなもぞろぞろ写真をぱしゃぱしゃ

3. アタテュルクの霊廟

広場の奥には、アタテュルクが眠る霊廟があります。

霊廟の中には、アタテュルクの遺体が安置されています。壁には、彼の名言やトルコの歴史に関する文が刻まれていています。

4. アタテュルクとトルコ独立戦争博物館

アタテュルク廟の地下には「アタテュルクとトルコ独立戦争博物館」があり、彼の遺品や独立戦争に関する資料が展示されています。アタテュルクの使っていたデスクや衣類、武器などの遺品が並び、彼の生涯を追体験することができます。展示はとても充実しています。

終わりに

アタテュルク廟は、トルコの歴史や文化に深く触れることができる特別な場所です。
壮大な建築と厳かな雰囲気の中で、トルコ共和国の誕生に貢献した偉大な人物を偲ぶことで、彼の残した影響力を肌で感じられるでしょう。アンカラを訪れる際には、ぜひ足を運んでみてください!

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