スイスの美しい田舎町、マイエンフェルト(Maienfeld)に行ってきました。この街は、ヨハンナ・シュピリの名作『アルプスの少女ハイジ』の舞台として世界的に有名です。特にハイジが過ごした自然豊かな風景が広がるこの地域は、「ハイジの村(Heididorf)」として観光客に人気です。今回は、そのハイジの村とオンジの家を訪れた体験をシェアしたいと思います。
1. ハイジのお爺さんの家(Heidihütte)へ
マイエンフェルトの駅に到着し、まずはハイジのお爺さんの家(Heidihütte)を目指しました。ハイジのお爺さん、通称オンジが住んでいた山小屋を再現した場所です。駅から山道を数時間歩くのはなかなかの運動で、天気も前日まで雨だった影響で曇り空。
道は綺麗で意図せずハイキングです。
ごつごつの道もあるので歩きやすい靴が◎あと山の上は電波がなくなることもあり不安になる場面もありました。
無事到着!ソーセージやチーズが楽しめるとの噂を聞いていたので、それも楽しみの一つでした。この山小屋は開店している日が限られているので、予定を調整しながら向かいました。しかし、到着してみると、残念ながらその日は閉まっていました……。周囲にはオンジの家以外に何もなく、他にも一組の夫婦が同じように訪れていたのが少し救いでしたが、皆で少しがっかりした空気が漂いました。
お店はやっていませんでしたが飲み物は販売していました。
疲れ切っていたので、持っていたビスケットとチョコレートで一息つくことに。急な坂道を一生懸命登っただけに、少し悲しかったですが、この場所でしか味わえないアルプスの静けさと雄大な自然に少し心が癒されました。
参考:オンジの家に関する詳細はこちらから確認できます。
2. ハイジの村(Heididorf)へ
オンジの家での残念な出来事の後、今度はハイジの村(Heididorf)を目指しました。この村は、ハイジが住んでいたアルムおんじの家やハイジが過ごしたアルプスの風景を再現した観光エリアです。オンジの家からは山を降りる形で進むことになります。
ハイジの村に到着したのは閉園ギリギリの時間帯。駆け足で向かったものの、多くの観光客が訪れていて活気がありました。インフォメーションセンターでチケットを購入し、施設内を見て回ることができました。ハイジがいた頃の暮らしぶりを感じさせる再現された家や学校など、童話の世界そのままが広がっております。
また、お土産ショップではハイジにちなんだ商品がたくさん売られておりました。
参考:ハイジの村の詳細やチケット情報はこちらから確認できます。
まとめ
今回のマイエンフェルト旅行では、残念ながらオンジの家に入ることはできませんでしたが、ハイジの村では童話の世界を十分に楽しむことができました。雄大なアルプスの自然に囲まれながら、ハイジの物語を追体験できるこの場所は、ハイジファンにとっても自然愛好家にとっても一度は訪れてほしいスポットです。次回は、オンジの家が開いている時を狙って再挑戦したいと思います!
もしスイスに行かれる際は、ぜひマイエンフェルトとハイジの村を訪れてみてください。